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    ギャンブルの怖さ

    パチンコを初めてやったのは、大学生の時である。
    その日は、大学の授業が休講になってしまった。アルバイトまで時間があったので、大学の近くのパチンコ屋へ一人で入ることにした。なんせ生まれて初めてのパチンコである。玉の買い方からしてよくわからなかった。若い男の店員が親切に説明をしてくれた。どうせ暇つぶしなのである。勝っても負けても、5千円ぐらいやって帰ろうと考えていた。千円、2千円とみるみるパチンコの機械に吸い込まれていく。そして、最後の千円で終わりにしようと思っていた時に奇跡は起きたのである。

      大当たりが出たのだ。最初はなんのことかわからなかったが、パチンコの玉がジャラジャラと、どんどん出てきた。
      そして、その後の連ちゃん。みるみるドル箱がうまっていくのは快感であった。体からアドレナリンが分泌されるのが自分でもよくわかった。その日は、もう少しでアルバイトに遅れそうになるぐらい時間を忘れてパチンコをやっていた。大勝して帰ることができた。次の日。私は昨日の快感が忘れられずに、同じ店の同じ台で打った。なんと、昨日勝った額と同じ額を負けてしまったのだ。ギャンブルの怖さを初めて知ることとなる。

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